全集中! 本を読むと寝落ちする僕がペア読書をやってみた結果

全集中! 本を読むと寝落ちする僕がペア読書をやってみた結果

こんにちは、いしおです。

2020年11月の久米島ブロガーズ(※)の共通テーマは「本」ということで、読書にまつわる記事を書いてみたいと思います。

※久米島のブロガーの集まり。毎月お題を決め、それぞれそのお題に関するブログを書いています。

本読むと寝ちゃう問題

「耳をすませば」のヒロイン、雫ちゃんが劇中でこう言ってましたよね。

「本を読んでもね、この頃 前みたいにワクワクしないんだ」

「わかるわかる」

雫ちゃんと同じ歳くらいだった僕はめっちゃ共感していたんですが、まさかその先があるとは思っていなかったんです。

寝ちゃうんですよね。

「本を読むとね、この頃 ソッコーで寝ちゃうんだ」

ただの老いです。

そんな中出会ったペア読書

積ん読がはかどる日々を送っていたさなか、

facebookで友人が「ペア読書」なるものを紹介していました。

これですね。

詳しいやり方は上記記事を見てもらうとして、要は2人でめっちゃ集中して同じ本を読書して書いてある内容や感想シェアする、みたいなことでした。

シンプルでやりやすく、ぜひやってみたいなと思ったのです。

これだ感がある

ペア読書をやった結果

ペア読書の相手を募集していたこやまありささんと2回に分けて実施しました。

よんだ本は、こちら。サピエンス全史

B01KLAFEZ4

どんな議論がなされたのかは先方が書いてくれているので、そっちにゆずります(ずるい)。

で、ここからはやってみて感じたペア読書の価値とか可能性についてちょっと語ってみたいと思うのです。

ペア読書はZOOMでできるので田舎住み・本好き・趣味合わない層にはピッタリ

島内の読書会に何度か参加したことがあるのです。島内の読書好きが集まってテーマに沿ったおすすめ本を紹介しあう素敵な場なのですが、みんなは結構エッセイとか小説とかを紹介しておったのです。

で、僕はここ数年はあまりエッセイとか小説を好まず、「人はどうあるべきか」「常識は本当に常識なのか」「なぜ今の社会が成り立っているのか」「文明が滅んだときに人はどう立ち向かえるか」「これからの社会はどうなるのか」みたいな本が好きなのですよね。

なのであまり気の合う人がいないなあとちょっとしょんぼりしていました。

でもこのペア読書は、場所にとらわれずZOOMで実現できちゃいます。

お互い共通の本を読むので、共通の興味をもとに共通の話題でしゃべれるのです。そして理解を深められる。

共通の興味をもてる人が周囲に少ない我々田舎住み勢には、かなりの僥倖かなと。

控えめに言って最高の読書体験

短時間・相手の存在が集中へといざなう

30分の読書のあとにディスカッションをするので、いつも文章を読むとウトウトしてしまう僕でも眠くならずに読めました。

短時間なので頭もフル回転させてBPM早めに読む興奮と、後のディスカッションで相手に失礼があってはいけない、という動機が働くのですよね。

寝てる場合じゃない

過去に読んで、もう一度ディスカッションしたい本でもできそう

過去に読んだ本の内容ってけっこう忘れちゃいますよね。しっかり覚えていない本をもう一度読みたいときにも、このペア読書がいいなあと思いました。

読書した後のディスカッションタイムが楽しいのです。自分では気づかなかった視点、理解できなかった内容、興味がそそらず読み飛ばしていたけど実は面白かった内容など、一人では体感できない読書体験ができるから。

むしろ肌に染み込ませたいくらいの名著で、色んな人とペア読書をやっていくのもよいかもしれないなと。

いわば読書のジャズセッション

ひとりでやる時代は終わった

これは全く根拠のないただの妄想なのですが、令和の時代って「昭和や平成の時代に一人でやっていたこと」を「みんなでやる」時代だと思うんですよね。

たとえば子育て。子どもは父親と母親だけじゃなく、シェアハウス仲間とか地域とかのみんなでやっていけるといい時代なんだろうなあと思うのですよね。

こんな雰囲気で↓。

シェアハウスで共同子育て。一番の良さは、「親以外の手が増えること」ではないんです──東京フルハウス | サイボウズ式

ちなみに僕の場合、我が家の掃除を遊びに来た友達にやってもらったのですが、島のジェラート屋さんがなぜかそのお礼として友達にサービスしてくれるという謎減少がおきています。

確変

ペア読書しようぜ!

というわけでペア読書、習慣化していきたいくらい気に入りました。

ペア読書のマッチングサイトとかあったらいいなあ。

たとえば以下の本でペア読書してくれる人いたら教えてほしいなあ。

・生物と無生物のあいだ

幸せになる勇気

公民共創の教科書

悲しき熱帯

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