真我里(まがり)の旧盆エイサーに出してもらった話。

真我里(まがり)の旧盆エイサーに出してもらった話。

こんにちは、いしおです。

先日、僕の住んでいる集落、

真我里(まがり)の旧盆エイサーに

出させてもらいました。

とても楽しかったです。

 

さて、そんな

真我里のエイサーに

出させてもらうまでの日々を

振り返ってみたいと思います。

 

そもそも盆踊り好き

僕はそもそも、盆踊りが大好きなのです。

 

東京に住んでいた頃、

青山の梅窓院で開催されていた郡上おどりに感動し、

それからは都内の盆踊り大会をチェックし

毎週のように踊りにでかけていました。

本場郡上八幡の徹夜踊りにも参加しました。

 

日本三大盆踊りの一つでもある阿波おどりは

大学時代から連(れん:阿波おどりのチーム)に入り、

踊りと大太鼓をやらせてもらってました。

 

友達とキャンプに行き、

キャンプファイアーをやるときも、

セットリストを作って

フォークダンスからの盆踊り。

 

僕にとってかけがえのない喜びのひととき。

それが盆踊りなのでした。

 

タイミングが合わず出られない日々

太鼓を持って踊るエイサーは、

沖縄の盆踊りです。

もちろん興味があったのですが、

久米島に来てから2年間、

なんだかんだと都合が悪く

エイサーの練習に出られなかったり、

きっかけがなかったりなど、

結果出場できない

歯がゆい日々を送っていました。

 

6/10、一本のメールから

6/10、僕の住んでいる真我里(まがり)という集落の

Sさんから、メールを頂きました。

それは、以下のような内容でした。

「真我里のエイサー練習、月曜日と土曜日7時から、

二時間位やってます!

みんなと交流を楽しみましょう!よろしく!」

エイサー練習をやっているのは

噂に聞いていたのですが、

集落にはそれほど知り合いもおらず、

誘われないと行きづらいなあ、

と思っていました。

こうやってお声がけ頂けると

参加しやすくてありがたかったです!

 

真我里のエイサーとは

エイサーは各集落によって

曲や振り付けが本当に異なるのだな、と

踊ってみて感じました。

 

真我里のエイサーについて

先輩方に聞いてみたのですが、

一言で言うと「玄人好みで、かっこいい」

 

エイサーは太鼓を打ちつけ、

飛んだり跳ねたりする

イメージがあったのですが。

 

真我里のエイサーは太鼓を擦るように打ち、

飛んだり跳ねたりは殆どありません。

 

その場で回転したりステップを刻んだりと、

畳二畳敷の範囲で舞う島前神楽のような

渋さがありました。

 

思わぬ障害

さて、エイサーの練習ですが、

拍のとり方や振り付けが独特なこともあり、

覚えるのに苦労していました。

 

そして、練習も佳境に入ってきた8月中旬。

諸事情により、右手親指を

手術することになってしまいました。

 

ぎゃふん。

 

一週間ほど安静にしなければならず、

直前なのに練習に参加できない状態と

なってしまいました。

 

出ない方が良いかと思ったけれど

振り付けもあやふやで、

練習も参加できない。

当日出ないほうが

迷惑かからないんじゃないか……

なんてことを思っていたのですが。

 

真我里の青年会のMさんに相談すると、

こんな風に仰ってくださいました。

「今から練習に来る人もいますし、

別に間違えても大丈夫ですよ。

無理しないでいいですが、よかったら出ましょう」

ゃさしぃ……!!

 

真我里のエイサー、当日はこんな感じ

結果として無事、

念願のエイサーを踊ることができました!

ありがてぇ……!

 

真我里のエイサーはこんな感じでした!

いしお(縁起良さそうとfacebookで評判)

会場。真我里公民館にて

エイサーの様子(動画)

 

来年はぜひ一緒に

祭りの余韻にひたりつつ、

いまこの記事を書いています。

 

来年の旧盆は、内地のお盆と同じ

8/13(火)から15(木)らしいです。

そして、来年も真我里エイサーは開催されます(きっと)。

8/14(水)だったはず。

 

そして、他の集落に住んでいる人でも

真我里のエイサーに出てくれる人は歓迎とのこと。

 

久米島に住んでいてエイサーに興味があるけど

きっかけがなかった人や、

タイミングがあわなかった人は、

僕以外にも結構

いらっしゃるのではないかと思います。

 

そんなみなさん、来年は真我里で、

一緒にエイサーをやってみませんか?

みなさん優しい人ばかりなので、

温かく迎えてくださるはずです。

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