アウトドア用無段階リクライニングチェアは安物で十分? 座り心地を比較してみた

キャンプの醍醐味といえば、リクライニングチェアでゆったりとくつろぐひととき。波を見ながらビーチでデイキャンプを楽しんでもいいし、夜焚き火をしながら満天の星空を見上げるのも最高です。

最近は無段階リクライニングチェアが流行っていますが、流行に伴い、いわゆる「パチモン」も出回るようになりました。パチモンは安いのがウリですが、やっぱり本家と比べて座り心地は気になるところ。

そこで今回は、無段階リクライニングチェアの座り心地や価格を比較してみます！

今回比較するのは

今回比較するのは、「ラフマフュチュラ(Lafuma FUTURA)」と、「Amazonベーシック折りたたみゼログラビティーチェア」の2つ。

フランスの老舗メーカー、ラフマの無段階リクライニングチェア。ちょっとお値段ははりますが、寝心地は最高。つくりもしっかりしており、僕は使用して3年ほどになりますが、ちょっとしたネジなどの部品を交換しながら、今も現役で使えています。

・使用時サイズW69.5×D83×H115.5(cm)
・収納時サイズW69.5×D17.5×H96(cm)
・重量:約7.8kg,耐荷重140kgまで
・耐UV生地
・価格：3万円前後

比較するのは、Amazonのプライベートブランド「Amazonベーシック」の無段階リクライニングチェア。Amazonベーシックとは、コスパ高い商品を提供するというコンセプトのブランドです。価格はラフマの1/3以下で、1年間の保証もつきます。あなどれません。

比較してみました。

フレームに注目いただきたいのですが、左のラフマの方は美しい曲線を描いています。一方右のAmazonベーシックの方は、直線的なフレームとなっています。

目一杯リクライニングすると、こうなります。ラフマの方が倒れますね。

ラフマだと、体を包み込むようにしっかり支えてくれつつ、寝るような角度でリクライニングできます。至福。

Amazonベーシックでも座り心地はそれほど悪くありません。ですが、ゆったり感や包み込んでくれる感じはラフマの方が上ですし、角度もラフマの方がリクライニングできます。

Amazonベーシックの場合、生地にハトメを付けてフレームに紐を通す形になっていますが、ラフマの場合は、この写真のような部品で生地とフレームとを接続しています。

ラフマの場合、この部品があるから、もたれかかったときしっかり体を包み込むように支えてくれるようです。

結論から言うと、Amazonベーシックのリクライニングチェアでも、座り心地はまあまあ。コストパフォーマンス的には満足いく仕上がりです。

ですが、やはり本家はすごい。ラフマのフュチュラに慣れてしまうと、ちょっと他の椅子には座れません。

ラフマの幸福度高い

ラフマのフュチュラ、僕は3年ほど使っていますので、耐久性も保証できるかと。予算に余裕があれば、ラフマの無段階リクライニングチェア「フュチュラ」は、失敗しない買い物ですよ！！