こんにちは、いしおです。
昨日から那覇に来ています。
海士町時代にお世話になった方や、
沖縄や日本中の福祉を
盛り上げようとしている方々と
昨日ははしご酒。飲み歩きました。
実に楽しい夜でした。
今日は寝不足気味です。
僕は居酒屋や飲食店に行くと
できるだけ会計時に一言
「ごちそうさま、美味しかったよ」
「あの酒がここでこうやって
飲めるのは本当に嬉しい、ありがとう」
「感じいい店ですね、また来ます」
などとお店の人に言葉をかけるように
しています。
「成熟した良い消費者」となれるように
このような声かけをやっているわけですが、
声をかけるようになったのは
海外旅行中のある出来事でした。
https://i-shio.com/2018/05/31/mature_consumer/
海外で散歩中におばちゃんに声をかけられた
6年ほど前、僕は年末年始のタイミングで
オランダ~ベルギー~フランスの
海外旅行に出ていました。
当時お気に入りの帽子をかぶり、
石畳の町並みを散歩していたときのこと。
おばちゃんがこちらに歩いてきて、
こう言ったのです。
「あなたのその帽子、とっても似合ってるわ。
素敵よ」
それだけ言って、
そのおばちゃんは去っていきました。
好きならば、好きだと言おう
見ず知らずのアジア人に、
「その帽子素敵よ」とただ伝える。
このコミュニケーションの素朴な暖かさが
なんだかとても心に残ったのです。
僕もあのおばちゃんみたいな
人になりたいな、と思いました。
それから、あるトレーニングを始めたのです。
どんなトレーニングかというと、
「いい、と思ったことは素直にいいと伝える」
というものでした。
「いいじゃんそれ、かっこいい」
「その○○かわいいね」
「これ美味しいね」
「会えて嬉しかった。楽しかった」
こういった何気ない一言を
さらっと言えるようになって、
人に伝えられるようになるだけで
けっこう暖かみのある世界に
なるんじゃないかな、なんてことを
思ったりします。
性根がひねくれているので
素直になれない時もありますが、
好きなものに出会ったときには
シンプルに好きだと言えるような
人でいたいな、なんてことを
考えるわけです。