夏キャンプの熱中症対策はどうすれば良い? おすすめアウトドアグッズも紹介

夏キャンプの熱中症対策はどうすれば良い? おすすめアウトドアグッズも紹介

僕の住む沖縄に限らず、夏のキャンプで注意したいのは「熱中症」

せっかくの楽しいキャンプも、誰かが体調不良になったり熱中症になったりしたら大変ですよね。

そこで今回は一年の半分は海に入れるくらいには常夏の沖縄に住む僕、いしおが、キャンプでオススメの熱中症対策を紹介しますよ!

年間50泊くらいはしたけど、熱中症になったことはないなあそういえば……

簡単に言うと

 ・水を絶やさない(水分補給、衣服に水を含ませる)
 ・できるだけ早く厚手のタープを張る
 ・テントはカンガルースタイルがオススメ

これが一番大事

日差しの下はいるだけで体力が奪われる

まず前提として、暑い日差しの下にいるだけで体力が奪われるという認識を持つこと。
太陽の下にいるということは、ゲーム「ドラゴンクエスト」でいう毒の沼地状態だと思ってください。

開放感を重視してタープをはらずにテーブルやチェアを広げている人もたまに見ますが、
僕に言わせれば毒の沼地のまんなかでテーブル広げてランチしているようなものです。
HPがデュクシ!デュクシ! と減っていきます。

なので大事なのは、いかに影をつくるか、そして影の中にいるか、です。
影の下は安全地帯です。

こまめな水分補給

とにかくこまめに水をとること。散々言われていることなのでなんの面白みも新しさもありませんが、やっぱりなんだかんだいってこれが大事なのです。

体を冷やす意味と、水分を補給すること、2つの効果があります。
僕はクーラーボックスに氷を持ってきてかじりながら設営します。ガリガリと。

ちなみに僕はさらに大体ビールを飲みながら作業しますが、ビールは利尿作用があるのとアルコールを分解するのに水分が必要となるため熱中症対策にはならないようです。ご注意ください。

ビールうめえ

水をかぶりながら作業する

そこでまずは僕の場合、キャンプ場についたら帽子を水で濡らしてかぶります。
僕は麦わら帽子を愛用しているのですが、水が含めそうなら素材はなんでもいいです。

そのような帽子がなければタオルに水を含ませるのでもとりあえずは良いでしょう。気化熱が発生し温度を一定に保ってくれます。

テントなどの設営も、水をかぶりながら作業するくらいでちょうどよいです。火事現場に飛び込むような感じ。日差しの強い夏ならどんなに濡れてもそのうち乾きますので、風邪などを引く心配はしなくても大丈夫です(夜底冷えする地域は除く)。

ちょっとそれは・・・という方は、ひとまず濡らしたタオルを首に巻いとくとよいです。首には太い血管が通っているので、熱をよく吸収してくれ、体温を効果的に下げることができます。

僕はものの管理が苦手でどこになにがあるかわからなくなる人間なので持っていませんが、水に濡らすと冷却効果を発揮するタオルもあるので、こういうの↓を使うのもいいでしょう。

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BaySedy 冷感タオル 冷却タオル スポーツタオル 熱中症対策 暑さ対策タオル 3枚セット100×30cm 収納バッグ付き BSDCT302
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5つ星のうち3.9
2020/08/13

厚手のタープは必需品! 濃い影を作り風を通す

キャンプ場でまず最初に設営するのは、タープです。仲間と協力してちゃちゃっと張っちゃって、日光から身を守れる安全地帯を作りましょう。

おすすめはポリコットン製の厚手のタープ。影がしっかりと落ちてくれますので
熱中症対策としてはバッチリかと。

濃い影の下で風をしっかり通すようにタープを張れば、夏の沖縄でもけっこう涼しいですよ。

反対にポリエステル製の生地だと、軽かったり撥水性があったりして良いのですが、太陽光が透けてしまうためあまりオススメはしません。

たとえばこういうタープがおすすめです。

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2020/08/13

ポリコットン製のタープは焚き火やるときに火の粉があたっても溶けにくいのでとりあえず持っておいて良いはず

テントはカンガルースタイルがオススメ! 入り口が広く通気性の良いものを選ぶ

ープの下にテントを張る、カンガルースタイルが暑い地域のキャンプにはオススメです。フライシートを被せず、メッシュを張った状態で通気窓は全開にしておきます。

テントは前後に大きく入り口が空いており、メッシュをはれば風がよく通るようになっているものがオススメです。冬用のテントでは熱を逃さないよう入り口を小さく作っているものも多いのですが、これを夏に使うとかなり暑いのでご注意ください。

僕の場合はもう完全に全面メッシュの蚊帳のようなテントを張るようにしています。こういうやつ↓。

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夜早く寝て寝不足対策を

とはいえ日中はかなり暑いです。とくにテントの中は。

朝に太陽が昇ると一気に気温が上昇します。つまり「昨日寝るのが遅かったから朝はゆっくり起きたい」なんてことがなかなか難しいのです。

寝不足になって体力が落ちると熱中症の影響も受けやすくなります。そのため夜はあまり宴を長引かせずさっさと寝るようにして、体力を維持しましょう。

そうはいってもムズイではある 夜が楽しい

熱中症対策をしながら楽しい夏キャンプを

ちなみに僕は夏キャンプするときは、夕方から設営して夜を楽しみ、朝水シャワーでリフレッシュした後は、日中はクーラーの効いた室内で仕事したりしてます(極悪)。

そして涼しくなったころにまたテントに戻り、満点の星空を楽しみながら酒と焚き火を堪能する、そんな感じの楽しみ方をしています。焚き火熱いけど。

それぞれにとって無理のないキャンプスタイルで、熱中症に気をつけながらアウトドアを楽しんでもらえれば良いなと思っております。

スヤァ

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