体重100kgの人にも多いスポーツバイクの愛好者。趣味、通勤、ダイエットと色々な目的でロードバイクやクロスバイクに乗っている人も多いでしょう。
しかし、そんな自転車乗りを悩ませるのが、お尻の痛みです。
特にロードバイクは、独特の硬くて小さなサドルで、正しい前傾姿勢を取らないとお尻に負担がかかるため、乗り慣れた人でも悩まされがちな問題となっています。
そんなお悩みを解決する方法の1つが、パッド入りサイクルパンツの存在です。
今回は、お尻の痛みを解決してくれるサイクルパンツの種類と、おすすめのタイプを紹介します。
サイクルパンツの種類
サイクルパンツは、インナーパンツ、レーサーパンツ、パッド付きカジュアルパンツの3種類があります。
それぞれに特徴や想定される用途が違いますので、自転車をどのように乗っているかで、選ぶ種類も違ってきます。
自分の乗り方にどれが合っているか、ぜひ照らし合わせてみてください。
インナーパンツ:使いやすく痛み対策もバッチリ!
下着にパッドがついたものがインナーパンツです。普通の下着と同様に素肌に着用して、その上に、ボトムズやズボンを着る前提で作られています。
インナーパンツのメリットは、この重ね着できる部分にあります。
通勤・通学で自転車を使っている人は、インナーパンツの上に着衣できるので、真っ先に選択肢として入るでしょう。
また、休日の趣味として乗っている人や、サイクルウェアに抵抗感がある人にも好まれています。
多くの製品はメッシュ素材で通気性が良く、吸汗速乾や防菌防臭機能がつけられているので、履き心地が良いのも特徴です。
レーサーパンツ:機能性重視のサイクルウェア
動きやすく、空気抵抗が少ない、機能性重視なのがレーサーパンツです。
伸縮性のある素材で作られていて、着用すると身体のラインに沿ったピタピタのシルエットになるのも特徴です。
下着を履かずに素肌に着用するため、インナーパンツより長く、厚めになっています。
ペダリングがしやすく、疲れにくい構造で、さらに摩擦から肌を守るようになっているため、スポーツサイクルを本格的に楽しむなら最適です。
反面、素肌に直接着用するので、通勤・通学で使うには着替えできる場所が必要になってくるなど、日常でのシーンでは使いづらくなっています。
パッド付きカジュアルパンツ:手軽さが魅力
ハーフパンツに、あらかじめパッドが縫い付けられているのが、パッド付きカジュアルパンツです。
見た目的にはハーフパンツですので、さっと出かけたい時、これだけを着用して出かけられるのがメリットです。
性能的にも、レーサーパンツに近く、かつ、ピタピタしないスタイリッシュさがあるので、買い物や遊びにいくときに向いています。
ブランドによっては、パッドが着脱可能なタイプもあるため、利用に幅をもたせることもできます。
性能、見た目、ともにサイクリング初心者におすすめです。
体重100kg向けのおすすめ「インナーパンツ」
ここまで、3種類のサイクルパンツを紹介してきましたが、体重100kgの人は、どれが良いのでしょうか。
本記事では、インナーパンツをおすすめします。
なぜインナーパンツなのか、解説していきましょう。
価格がお手頃
インナーパンツは、レーサーパンツやパッド付きカジュアルパンツと比較して価格が安くなっています。これがおすすめの理由の1つです。
安いものだと、3〜4,000円ほどで、種類も豊富に揃っています。
対して、レーサーパンツやカジュアルパンツは4,000円以上のものが主流です。
サイクルパンツの履き心地は、個人差が大きく、初心者の内は、実際に着用してみるまで良し悪しの判断が難しくなっています。
そのため「痛みを減らしてくれる、もっと自分に合うパッドがあるのでは?」と、購入を重ねてしまう人も珍しくありません。
価格が安ければ、購入も気軽にできて、自分に合う理想のパッドともめぐり逢いやすくなるでしょう。
また体重100kgの人は、パッドがヘタってしまう速度が早いので、消耗品として定期的購入していくことになります。
値段の安さは、その点でもメリットです。
通勤・通学で使える
インナーパンツは素肌に着用して、そこから重ね着するようになっています。
このため、通勤・通学で使いやすくなっています。
「パッドの分、お尻の部分がもっこりしてしまうのでは?」と心配される人もいると思いますが、よほどタイトなパンツを合わせない限り、シルエットに現れることはありません。
レーサーパンツやカジュアルパンツですと、着替える場所が必要になるため、通勤・通学でスポーツサイクルを使う人にとっては、選択肢として難しいでしょう。
体重100kg向け:サイクルパンツを選ぶポイント
ここからは、体重100kg向けのサイクルパンツの選び方を解説します。
スポーツサイクル愛好者は、体重が100kgを超える人が珍しくありません。
体重がある人向けに作られたサイクルパンツも豊富なので、これから解説するポイントを踏まえつつ、デザインにもこだわって選んでみてください。
ピッタリフィットのものを!
サイクルパンツは、身体にピッタリとフィットするものを選びます。
もちろん、身体のラインが出るウェアには抵抗がある、という人も多いかと思います。
しかし、大きめのサイズを選んでしまうと、腕や首周りに摩擦が生じてしまい、インナーパンツの場合、ペダリングがしにくく、股間部の擦れにも繋がります。
自分の身体のサイズをしっかりと図って、適切なものを選びましょう。
また実際に着用した際は、ペダルを漕ぐときのように太ももを上げて着心地を確かめましょう。
こうすれば締め付けがきつすぎないかもチェックできます。
わからない時は相談を!
インナーパンツ含めて、サイクルパンツは、着心地に個人差が大きくあります。ですので、最初はネット注文よりも、試着が可能な専門店での購入がおすすめです。
専門店であれば、知識をもった店舗スタッフがいるので、あなたに合ういくつかのサイクルパンツを紹介してくれるはずです。
サイクリング時にどこが痛いか、動かしづらいかなどの相談もできますので、間違いのない買い物ができます。
ですが、近くにスポーツウェアの専門店がないという人もいるでしょう。
そんな時は、自転車・パーツ・サイクルウェアの通販サイト「ワイズロード」がおすすめです。
チャットサポートにて、専門のスタッフが相談に乗ってくれるため、初めての購入でわからない、という人でもオンライン販売を利用しやすくな
っています。
体重100kg おすすめのサイクルパンツ 3選
ここからは、体重100kgの人向けのおすすめサイクルパンツを5つ紹介します。
PEARL-IZUMI ( パールイズミ ) インナーパンツ 159-3DR
販売価格 ¥6,930円 (税込)
性別 | 素材 | パッド | シーズン |
男性 | メッシュ素材 | 3D‐R | 秋冬 |
PEARL-IZUMI ( パールイズミ )の男性用インナーパンツです。
パッドには、3層構造のオールラウンドパッド「3D‐R」が採用されています。
これは密度の異なるフォームを組み合わせたもので、快適なクッション性が実現され、サイクリング時のお尻の痛みに大きな効果を発揮します。
メッシュ素材のため通気性に優れ、肌触りも良く、防菌防臭性も備わっています。
裾は切りっぱなし仕様で、ボトムに響きにくく、ペダルを漕ぐのに余計な負荷を与えないようになっています。
通学からツーリングまで用途を選ばずに使える商品です。
https://amzn.to/49YMiGdPEARL-IZUMI ( パールイズミ ) インナーパンツ 156MEGAⅡ
販売価格 ¥7,040円(税込)
性別 | 素材 | パッド | シーズン |
男性 | メッシュ素材 | 3DMEGAⅡパッド | 通年 |
3D MEGAⅡパッドが採用されたメッシュのインナーパンツです。
3D MEGAⅡパッドは、柔らかさとフィット感を重視した極厚パッドで、ロングライド向きとなっています。
前側中央に縫い目がない独自の3枚パネル構造となっていて、ペダリングするときの摩擦を減少させています。
太ももが動かしやすくなっているため、ペダルをスムーズに漕ぐこともできます。
休日の遠出に最適な商品です。
KAPELMUUR ( カペルミュール ) インナーパンツ レディース
販売価格 ¥7,150円 (税込)
性別 | 素材 | パッド | シーズン |
女性 | メッシュ素材 | プラチナパッド | 通年 |
KAPELMUUR ( カペルミュール )の女性用インナーパンツです。
柔らかな肌触りと優れたストレッチ性があり、吸汗速乾性もあるので、パンツ内の蒸れも軽減してくれます。
前部に厚めのクッションを配置し、女性特有の痛みを軽減するプラチナパッドが採用され、女性に嬉しい仕様となっています。
抜群のフィット感とダイレクト感があり、股下部分にはフラットシーマミシンによる縫製が採用されているため、べダリング時の肌のストレス軽減にもつながっています。
デザインも女性らしい可愛らしさがあるため、おしゃれにこだわりたい女性にもピッタリの商品です。
まとめ:インナーパンツでお尻の痛みを解決しよう!
これまで、お尻の痛みを解決するサイクルパンツを紹介してきました。
インナーパンツは、レーサーパンツやカジュアルパンツに比べ、重ね着できることから、休日のレジャーはもちろん、毎日の通勤・通学で使いやすくなっています。
価格も比較的安くなっているので、色々なタイプを購入して試すのにも向いています。
ぜひあなたにピッタリな一着を探してみてください。