こんにちは、いしおです。
先週いっぱい入院していたのですが、
なぜかというと、
悪性黒色腫(メラノーマ:皮膚がんの一種)の摘出手術のためでした。
手遅れになる前に発見できたようなので
完治できる(はず)なのですが、
お医者さんによると
とにかく早期発見が大事だそうです。
なので今回は、
僕のかかった悪性黒色腫(メラノーマ)について
紹介したいとおもいます。
悪性黒色腫(メラノーマ)とは
悪性黒色腫(メラノーマ)とは、
どのような病気なのでしょうか。
小野薬品工業株式会社が運営するホームページ
ONO ONCOLOGYでは、
次のように紹介されています。
皮膚がんの一種で、皮膚の色素（メラニン）をつくる細胞やほくろの細胞ががん化したもので、メラノーマとも呼ばれます。
悪性黒色腫は、足の裏や手のひら、爪、顔、胸、腹、背中など様々な部位にできます。また、眼球、鼻や口の中、肛門部などの粘膜にできることもあります。悪性黒色腫の原因はまだ明らかになっていませんが、紫外線や皮膚への摩擦、圧迫といった外からの刺激が関係していると考えられています。
皮膚がんの一種で、体中のどこにでもできる可能性が
あるようです。
また、日本皮膚悪性腫瘍学会のHPによると、
メラノーマには大きく4つの種類に分類されるとのこと。
タイプとしては以下のようです。
悪性黒子型
高齢者の顔面に多く、10年以上かけて水平方向に徐々に大きくなり、病変内に腫瘤や潰瘍が生じます。慢性の紫外線照射が関係するといわれています。表在拡大型
あらゆる年齢層の体幹、下腿に生じます。紫外線照射が関係するといわれており、白人では最も多い病型です。結節型
結節、腫瘤のみで色素斑が生じない病変です。腫瘍の厚さが予後に関係するため、この病型は一般に予後がよくありません。末端黒子型
一般に青年から壮年期以降の足底や手足の爪に生じます。最初は不整形の黒色斑で始まり、数ヵ月から数年を経て色素斑内に結節や腫瘤、潰瘍を生じます。外的刺激が誘因になることがあります。日本人では最も多い病型です。
【引用】5. 悪性黒色腫（メラノーマ）｜一般社団法人日本皮膚悪性腫瘍学会
僕の場合は「爪」に
僕の場合は、右手親指の爪にメラノーマが現れました。
上記分類でいうと「末端黒子型」にあたるかと思います。
あまりわかりやすい写真がなかったのですが、
友人からもらった写真がこちら。
影のようにも見えますが、
爪の両端あたりに黒い線が入っているのが
わかりますでしょうか。
検査のため爪を一部切除したあとになるので
やはりわかりづらいかもしれませんが、
別の写真はこちら。
爪に黒い線が入り、
また縁も黒ずんでいます。
自覚症状はない
メラノーマですが、
「爪が黒くなった」以外に
自覚症状がありませんでした。
いつから黒くなったかもしっかりとは覚えていませんが、
2年半前に初めて会った人が
「当時から爪が黒かった気がする」と仰っていたので、
数年前から黒くなっていたのだと思います。
「体調が悪くなる」とか
「痛む」といった自覚症状もないので、
当初はそのまま放置しようかと思っておりました。
なぜ病院に行こうと思ったのか
そんな僕が、なぜ病院に行こうと思ったのか。
久米島でお世話になっている方から、
「爪が黒いのが気になる」
「ひょっとしたらメラノーマじゃないか」と
何度かいわれ、
病院への診察を勧められました。
最初は正直病院に行くのをめんどくさがり
聞き流してしまっていたのですが、
何度も言われたので、
「診察を受けてはっきりさせて、
もう言われないようにしよう」と思ったのでした。
また、僕の住む久米島では
久米島病院という総合病院があり、
専門の先生が週に一度外来で来てくださることも
大きかったですね。
その後、何度か検査を受けた末、
メラノーマだと発覚しました。
今では何度も診療を勧めてくれたその人に
頭が上がらない日々を送っています。
終わりに
僕の場合、
周りの人が気にかけてくださったので、
病院に行き、メラノーマだとわかることができました。
もし身の周りの人の爪が黒かったり、
肌のほくろのような斑点が広がってきてたりすれば、
それはひょっとしたらメラノーマなのかもしれません。
そんなときは、ぜひ病院への診療を
その人に勧めてみてもらえればと思います。
