【ローカルキャリアを考える②】そもそもキャリアアップとは何か?

【ローカルキャリアを考える②】そもそもキャリアアップとは何か?

こんにちは、いしおです。
ただいま色々あり、琉球大学附属病院に入院しています。
そろそろシャバの空気が恋しいですw

現在僕は
田舎への移住定住推進を生業としていますが、
移住定住を推進するにあたって
「仕事」というのは非常に重要な検討項目です。
ので、「田舎でしか培えないキャリア=ローカルキャリアとは何か」を
日々模索しています。

いなかで暮らし働く上で、
キャリアアップできる人とできない人の違いについて
考えてみたいと思ったのですが、
まずはそもそも「キャリアアップ」の言葉の意味について
考えてみたいと思います。

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キャリアアップの意味をググると

まずは、「キャリアアップ」という言葉の意味について確認してみます。
ググると言葉の意味としてはこんな感じのようです。

①より高い専門的知識や能力を身につけること。経歴を高くすること。
②高い地位や高給職への転職。
出典:Weblio辞書

価値観の多様化とキャリアアップの意味

概ね言葉の意味としては問題ないと思うのですが、
個人的にはもうちょっと広義にしても良いのではと考えます。

キャリアアップという言葉は、
役職や地位、給与が上がることを意味しています。

ですが、働く人の価値観は多様化しています。
「給与はそこそこでも社会的に価値のある仕事がしたい」
「余暇の時間を大切にしたい」
「とにかく難易度の高い仕事がしたい」といったように、
「アップするもの」も、もっと多様であって良く、
それらも含めて「キャリアアップ」と呼んでも良いのではと思うのです
(もちろん違う言葉をあてがっても良いのかもしれませんが)。

キャリアアップとは「市場価値が上がること」

僕は、キャリアアップという言葉の意味するものとは
「人材としての市場価値が上がり、選択肢が増える」
ことだと考えています。

市場価値が高まるからこそ、自分の好みに合った
ワークスタイルや仕事内容が選べる。
これこそが真のキャリアアップだと。

たとえ起業して失敗して一時的に無職になっても、
人材としての汎用的な能力が伸び、
人脈が広がり、
経験が蓄積され、
できることが増え、
周囲の人から仕事に関するお誘いがかかるようであれば
本質的にはキャリアアップしていると
考えてもいいのではないかと思うのです。

ので、一旦キャリアアップとは「市場価値が上がること」と
定義してみようと思います。

(つづきます)

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