田舎でSDGsを考える② 「世界平和のために働いている」と思えば、人間関係の悩みなどどうでもよくなる(かも)。

田舎でSDGsを考える② 「世界平和のために働いている」と思えば、人間関係の悩みなどどうでもよくなる(かも)。

仕事の悩みは多くが人間関係

諸説ありますが、

仕事上の悩みは多くが「人間関係」みたいです。

 

例えば、リクナビNEXTが

転職経験者100人に退職理由の本音を聞いた所、

ベスト3は以下のような結果となったそう。

1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)

【出典】転職理由と退職理由の本音ランキングBest10

1位、3位は人間関係によるものですね。

 

確かに、自分の周りを見ても、

そして自分自身を振り返ってみても、

「嫌な上司と会わなければならない」、

「仲間と呼べるような同僚がいない」、

「尊敬できる人が職場にいない」など、

職場や仕事先で持つ不満はほとんどが

人間関係に基づくもののように思えます。

 

世界平和のために働いていると思うと、些細なことはどうでもよくなる

だけど、なんだか、そんなことに気を使って生きていくのも

ばからしいな、と最近思ったりしたり。

しょせん向こう三軒両隣の人間がつくった枠組みの中で

一喜一憂するのも、

せっかく奇跡的に生まれ生きていけるこの機会を

無駄遣いし過ぎかな、と思うわけです。

 

例えば、今の仕事を半ば無理やりにでも

「これは世界平和のために働いているんだ!」

と思えるようにすれば、

人間関係の悩みなど虫けらのような些細な問題にしか

過ぎなくなるな、なんて思ったりするのです。

 

「世界平和のために働く」ためのSDGs。

ちょっと話が飛びますが、SDGs(「持続可能な開発目標」)というものがあります。

各国が達成すべき2030年までの国際目標のことで、

2015年9月の国連サミットで採択されました。

 

【関連】

田舎でSDGsを考える① SDGsとは?田舎のまちづくりに関係あるの?

17のゴール(「貧困をなくそう」など、目標のカテゴリーのようなもの)、

169のターゲット(とりあえず「実現すること」くらいのイメージ)が

定められています。

 

本当にざっくりした言い方をするとすれば、

早い話「世界平和のための目標をみんなで実現しましょう」みたいな

話と理解しています

(詳しい人に言わせればちょっと違うんだろうけど

一般ピープル的にはこんくらいの理解で良いのではと

思う次第です)。

 

SDGsの趣旨や内容をキャッチアップしてみて思ったのが

「自分の今の仕事がSDGsの達成にもつながっている」と

全世界の住民が理解し共感し実行すること、が

何より大事なのだろうと。

 

レンガを積むという仕事をしている人が何人かいたときに、

何をしているのか訪ねた所、

「単純にレンガを積んでいるだけだ」と語る人と

「後世まで残る大聖堂をつくっているんだ」と語る人がいた……といった

寓話があったりしますが、

まさにこの話と同じことをSDGsでは言っているのだな、と思うのです。

 

毎日の仕事と暮らしの先にSDGsの実現≒世界平和がある。

 

世界平和を前にしたらどうでもいいことが多い

そんな日々を送れるのであれば、

些細な問題などどうでもよくなるんじゃないかな、と

最近思ってきました。

 

日常そんなドラマティックなこともなく

地道に生きている僕ら一般ピープルですが、

そんな生き方の積み重ねは、

きっと大きな世界平和につながっているのだと。

 

だから、「誰からこう言われた」とか

「あいつはこうしてくれない」とか、

そんな些末なことに惑わされるんじゃなく、

世界平和につながるようによりよく生きる方が

建設的なんじゃないかと。

 

そんな些細なことは

「ちっちぇえな」と相手にせずに、

自分がいまやるべきことを粛々とやるか、

もしくはのんびりだらだら今を楽しむか

したほうがいいんじゃないかな、と

思うわけです。

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